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【New】その目のトラブル。もしかしたら「しっかりアイメイク」が原因かも

マスクをしているときのメイク。みなさんはどうしていますか?

目もと部分のメイクに力を入れている人も多いのではないでしょうか?

でも「しっかりアイメイク」が、思わぬ目のトラブルにつながってしまうことがあるようです。

 

インラインのアイメイクに要注意

 マスクの着用時は、どうしても目元に視線が集まりがち。

マスクメイクは、ぼやけた表情にならないように、いつもよりもしっかりマスカラを塗ったり、アイラインを入れている人も少なくないようです。

アイラインメイクには、まつげの上にラインを引く方法と、まつ毛の内側にラインを引くインラインの方法があるといいます。

インラインアイメイクは目元がよりはっきりしますから、目を大きく見せたいときには効果的なアイメイクかもしれません。

けれども、まつ毛の内側はデリケートな部分。過度なアイメイクをすることで、ドライアイなどを引き起こす恐れがあると日本眼科医会では注意を促しています。

 

マイボーム腺を詰まらせてしまう

 まつ毛の生え際には、目を潤す脂を分泌するマイボーム腺の出口が並んでいる大切な場所だといいます。

 ふだん私たちはあまり意識をすることはありませんが、マイボーム腺からは脂の成分が分泌されて涙と一緒になって油膜をつくり、目の表面を覆う涙液の蒸発を防いでくれているそうなのです。

 ところが、まぶたの際にファンデーションを置いたり、あるいは目をくっきり見せるためにまつ毛の内側にアイラインを塗ったりすると、マイボーム腺の出口が塞がれてしまうそうなのです。

 

気になる症状があれば眼科を受診

マイボーム腺の詰まりは、加齢によって分泌能力が落ちた高齢者に起こりやすいとされていますが、過度なアイメイクや、メイクがきちんと落とせていなかったりすることで起きてしまうこともあるそうなので要注意。

マイボーム腺が詰まってしまうと、ドライアイや結膜炎を引き起こすそうです。

なんだか最近目が乾く、しょぼしょぼしたりゴロゴロする、かすんで見える、光がまぶしいとなど不快な症状がある人は、眼科の受診をおすすめします。

誰もがアイメイクにはこだわりがあると思いますが、デリケートな目に負担をかけないよう心がけて、美しい瞳を守りたいものですね。

 

 

<参考>

*「ドライアイを防ぐマイボーム腺」日本眼科医会

*「家庭医学大事典」(小学館)

*「ウィメンズメディカ」(小学館)

 

プロフィール

医療ライター
中出 三重

株式会社エム・シー・プレス勤務(医療ライター・編集者)

*出版社勤務、フリー編集者を経て、企画・編集室/株式会社エム・シー・プレス勤務。

*女性を取り巻く医療と健康、妊娠・出産・育児の他、予防医学、治療医学などを中心に、多くの単行本を企画・編集・執筆。

*楽しく食べること、おいしく飲むことをこよなく愛する。休日の楽しみは公園ごはんと街歩き。